Official homepage of Shikoku mountains botanical garden "gakujin no mori".

ようこそ! 希少な花々とのんびりを楽しめる山の植物園へ

緑深い神山町のさらに人里離れた土須峠(どすとおげ)近く、標高約1000mの山岳に、四国山岳植物園“岳人の森”(がくじんのもり)はあります。シャクナゲやヒメシャガをはじめ地域に自生する希少な高山植物の楽園。ここを訪れてくださる多くの皆さんに、四季を通じて、色とりどりの草木を楽しんでいただければ幸いです。また、園内には宿泊棟やオートキャンプ場も備えています。のんびり、ゆっくり山の時間や空気、緑を楽しんでください。





大切に守り、伝えたい、ふるさとの森

山田勲(岳人の森・主)

『シャクナゲの里(現:四国山岳植物園)・岳人の森』の造成を始めたのは、私が23歳(1972年)の時でした。林業全盛の時代。スギやヒノキなどの植林が進み、自生の木々が失われるほどに、希少で貴重な高山植物たちも駆逐されていく現状がありました。「このままでは、そう遠くない未来に、山の風景は一変し、産業の変化とともに、地域は廃れていくに違いない」と確信した私は、一念発起。ふるさとの自然を回復させ守っていこうと決意したのです。独力で始め、そして家族のチカラを得、いつしか多くの皆さんの協力をいただいて、今では四国を代表する山岳植物園に育ってくれたと自負しています。どうぞ足を運んでください。そして、自然が分けてくれる『心地よさ』を体験し、次代へ伝えていただければと願います。